パラパラ漫画ムービーを制作しました!
このムービーは、子どもの不登校に悩む”親御さん”へ向けたものです。
一番伝えたいメッセージは最後にある「どんな人にも、安心していられる場所はきっとある」ということ。
子どもにも大人にもそんな場所があるはずです。今悩んでいる親御さんにとって、一歩踏み出すきっかけになればと心を込めて制作しました。
下のボタンより感想も受け付けています。
シナリオ・監督:NPO法人キーデザイン
制作協力:合同会社レクスタ
制作費協力:日本労働組合総連合会「愛のカンパ」助成金より
ご覧になった方よりご感想をいただいています。
・社会から孤立している私たちの存在を忘れないでいてくれることが何より嬉しかったです。(茨城県/30代女性)
・とても温かみのある手作りのムービーで、台詞がないのがまた良くて、心に沁みました。このような活動は、当事者にとってとても支えになりますし、ありのままを受け入れてもらえたり、わかってもらえる場があるということは本当に心が救われる思いです。LINEの相談室にとても助けられており、感謝の気持ちでいっぱいです。これからも苦しんでいる方々のために無理なく活動を続けていかれますように。心から応援しております🙇(東京都/40代女性)
・胸があたたかくなる動画でした!「ああ、本当にそうなんだよね」と感情が揺さぶられ、後半の展開にも涙が出ました。私たちはひとりじゃない、そして「どんな人にも、安心していられる場所はきっとある」というメッセージがすうっと胸に入ってきました。言葉ではないムービーだからこその良さだと思いました。素敵な動画をありがとうございます。(神奈川県/50代)
・泣きました、自分と子どもを重ね合わせて。今はあの頃の苦しさは抜けて、わが子は大丈夫そうお燃えていますが、この映像をたくさんの方にみていただきたい。すごく心に響く映像でした。周りの人にもシェアします。子ども達が自分を大好きになって、誰もが生きやすい社会になるよう、私も頑張りたいと思います。(栃木県/40代女性)
制作に至るまで
○制作に至る背景
私たちNPO法人キーデザインは、栃木県宇都宮市を中心に不登校に悩む親子のサポート(フリースクールや家庭訪問)を行っています。事業の1つに「お母さんのほけんしつ(お父さんのほけんしつもあります)」があり、全国から1,000名を超える、子どもの不登校に悩む親御さんが登録し、日々相談支援をしています。子どもはもちろんですが、世間のイメージ以上に親御さんも孤立しているケースが多く、毎日葛藤と苦労の連続です。そんな親御さんに、言葉ではない形で希望を届けられればと思い、パラパラ漫画ムービーという形をとりました。
〇キーデザイン代表からコメント
「不登校」といっても100家庭あれば100通りの状況があり、不登校になる背景、子どもの特性、また家庭でのサポート環境や学校の対応など全く異なります。内容によっては誰かが傷つく可能性も考え、どのようなストーリーにするかとても悩みましたが、これまで多く聞いてきたエピソードを織り交ぜた結果、このような作品となりました。
今回のストーリーで言うところの、夫婦の在り方が逆になっていることもあれば、ご夫婦で連携がとれているところも、シングルのご家庭もあります。もちろん不登校の背景も様々ですし、学校に戻ることも、学校とは別の場所を見つけること、家で休息をとることなど様々です。親御さんも毎日葛藤しながら、子どもの幸せのために努力されていることを私たちは知っています。 このムービーが、今も悩む親御さんの目に入り、少しでも希望となれば幸いです。みなさんが1日も早く、安心して笑って食卓を囲める日が来ることを、心から祈っています。