キーカンパニー第一号、㈲坂田新聞店!!

キーカンパニー第一号、㈲坂田新聞店!!

キーデザインは、地域住民のみなさんや、地域企業のみなさんのご寄付をもとに運営しております。2018年度から募集を始めたスポンサー企業(=キーカンパニー)ですが、その第一号が㈲坂田新聞店に決まりました。坂田新聞店は、昭和31年に創業し、宇都宮を中心に、新聞販売・配達、タウン誌(TonTon)の発行をする企業です。今回主にやり取りをさせていただいた、専務にお話を伺ってまいりました。


うちの会社ではできない取り組み

元々、土橋君とは2,3年前から知り合っていました。当時は、青森から栃木に引っ越してきて、宇都宮で活動していることは知っていたのですが、そこまで深く何か話したことはなくて。でも宇都宮が過ごしやすくていいと言っていたし、がんばっている若者がいたら応援したい気持ちも生まれるじゃないですか。ある時、土橋君のほうから相談させてほしいと話があって。その時に、事業のことや個人的なことの相談を受けて、その中で土橋君はとても志やミッションを大切にしているなって思いました。共感することもとても多くて。何度か話す中で、ミッションややりたいことについて深堀りして、坂田新聞店としてどのように関わっていくかについても話をしました。それでスポンサーという形になりました。私も商売をする身ですが、キーデザインのやっていることにはタッチできないんです。新聞販売店なので、年齢が高めの方が多いので、宇都宮に住む若い人たちに働きかけている土橋君のような人を自然と応援したいなと思って。 


正直、会社のメリットは求めていない

スポンサーにはなりましたが、正直「何か返してほしい」とは思ってないんです。メリットがあるかどうかじゃなくて、シンプルにがんばっている人を応援したいという気持ち。その結果、栃木県に住む、もしくは県外から栃木に来た若い人たちが、栃木いいな、宇都宮いいなと思ってもらえたらいいな、と。その手助けができればと思ってます。会社としても地域にどのようにどれだけ貢献できるかが大事なので、本業とは違う形での関わりができればいいなと思っています。それに個人的に思うのは、そういうことってまわりまわって自分に戻ってくると思うんです。直接的じゃなくて、間接的でも、いつかそういう何かが、見えないカタチでもいいから、返ってくるものなんだろうなと思っています。 

昔あったような、地域で支え合いの空気をつくるのがキーデザイン

土橋君の話を聞いていて面白いなと思ったのは、今浸透してきている第三の場所、サードプレイスっていうのを超えて、第四の場所をつくろうとしているところ。弱さでつながる強固なコミュニティっていう、面白いコンセプトがあって。最近感じるのは、地域でコミュニティがすごく減ってきているなって。昔だったら例えば、隣の家に普通に醤油を借りに行っちゃうとか。地域の人たちのつながりって、家族とは言わないけど、でもそれに近いものではありたいなって。今は、良く言えば、自立できてきているのかもしれないけど、でも地域の中でのつながりが薄くなってきている気がしていて。SNS が流行るのもやっぱり、みんな誰かとつながりたい、関わりたいっていう思いがあるからだと思うんです。でもその SNSがあるおかげで、現実世界でのつながりが薄くなってきている気もして。土橋君は、生きづらさを抱えている若い人に向けてやってるけど、大人も抱えている人が多いと思っていて。それが今 SNS でつながる機会が増えていて、それを否定はしないけど、やっぱり相対してアイコンタクトをとりながら会話をするっていうことで、より深い絆を感じる場所を提供できるんじゃないかと思って。キーデザインはそれをやっているし、やろうとしている。大きな悩みだけじゃなくて、ちょっとしたことでも、一人で抱え込まなくていいんだって感じることだったり。似たような悩みを抱えている人がいるっていうことを知ったり、お 互いに頼り合える関係性をつくることで、自分に自信を持てるようにもなるし。誰しも大小悩みを抱えているし、傷もあると思う。それを支え合える関係性を作れるっていうのは、キーデザインの大きな価値だと思います。 

 



若者一人ひとりを地域で育てる

自分が子どもだったころって、小さい町内会だったから、どこかの家で子どもが生まれると、「○○さんちの○○ちゃんは俺たちの子どもみたいなもんだ」みたいな雰囲気があって。今ってそういうのななくなってきた気がしていて。自分自身も、近所の人や地域の人に「こうちゃんこうちゃん」ってすごく可愛がってもらっていたんです。やっぱりそういうのって大人になっても忘れないし、お世話になったその人たちに何かあったら恩返しするみたいな文化もあって。そういうのってすごくいいよな~と。キーデザインが良いのは、出会うはずのなかった人たちをつなげる可能性を秘めているところ。自分の生きづらさってなかなか外に出せるものじゃないから。悩んでいるときって視野が狭くなってしまうけど、そんないろんな人との出会いの場があること、そのつながりがとても重要。そういう意味で、ひとりの人の世界をひろげる、そんな可能性を持っているんじゃないかと思うんです。 

ともに生きる社会を一緒につくっていきたい

一人ひとりがいい意味で、人に関心をもって、支え合って生きていけるような、ともに生きる社会をつくっていきたいです。人に優しく、人に寄り添えるような社会。優しくされてイヤな思いをする人はいないと思うし。若い人も大人も、生きづらさって感じていると思うから、そんな一人ひとりがキーデザインと関わって、坂田新聞店と関わって、生活が豊かになってほしいなと思っていて。金銭的なことではなく、精神的なことにおいて。インフラ的な住みやすさだけでなく、人と人が支え合えるような関係がつくりやすい街がいいですね。人の縁を大切にして、その中で助け合いながら、ともに生きる社会、そんな社会に一緒にしていければいいなと思っています。 



取材のご協力ありがとうございました!取材をしてみて改めて坂田新聞店さんと一緒にお仕事ができること、心から幸せに思いました。「ともに生きる社会」その言葉が一番身に沁みました。今後もより良い社会をつくっていくために、ともに歩んでいきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします!(記:代表土橋)


 

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