「言葉に励まされ、涙が出ました」
代表土橋が今回講師として呼ばれ、青森県八戸市(土橋の地元でもあります)にて講演をしてきました。
2024年10月12日(土)、青森県八戸市YSアリーナにて、八戸市PTA連合主催の研修会が実施されました。
当日は50名近い参加があったそうです。保護者が中心で、子どもの不登校に悩んでいる方も多く参加されていたように思います。連合会長による、子ども保護者に寄り添った素敵なご挨拶に始まり、講演の時間となりました。
講演を聞きながら涙を流していらっしゃるお母さんも何名か見られ、少しでもヒントになることが届けられたのではないかと感じています。
参加者の感想をいくつか掲載します
▼私の息子は起立性調整障害です。何が原因なのかわからず、病院や学校にはスクールカウンセラーを進められましたが、本人は悩みも何もないから大丈夫と。行きたいけど、起きられない、起きると頭痛がする。本当に何もないか気になり何度も本人、先生に確認しました。本当に何もなかったかもしれないのですが、凄く頑張り屋で正義感の強い子なので、疲れたのかもしれないと土橋先生に気づかされました。そして子供がどうしたいかを優先し、子供に選択させる、個人の可能性を大事にする、ありがたいお言葉を頂きましたし、自分自身も考え方が変わりました。そして未来の事ではなく息子の今を大事にするがますます増しました。土橋先生に講師をして頂きありがとうございました。
▼全てを理解してあげることは難しいけど、子どもにそっと寄り添えるような親でありたいなと思いました! 子どもだけでなく、不登校の子を持つ親にも知らないうちに追い詰めてしまっていたということがないように言葉選びには配慮が必要なのだと学びました。学校に戻すことが正解ではないこと親のために学校へ行こうとする子がいること、子どもが本当は何を求めているか時間をかけてゆっくりと答えを出すことが大切なんですね!貴重なお話をありがとうございました!!
▼特に不登校児を持つ親御さんの体験談や気持ちのお話に共感しかありませんでした。私自身も当事者なので、思い出して辛くなる場面もありましたが、こんなにも悩み戸惑いの中で頑張っている親御さんが、たくさんいるという事に心強く感じました。同時にこれだけ辛い思いをしている親子を救う試みや場所が少ない事が課題だなと思いました。私も何かできる事がないかな?とも考えました。また、時折かしめるようにお話してくださった土橋さんの言葉に励まされ、涙が出ました。参加してとても良かったなと思います。素敵な研修会を開催して頂き、ありがとうございました。
▼悩み相談に対して、心無い返答をする学校、役所等が存在することに驚きを感じました。私の子供は不登校ではないですが、たまに体調不良を理由に学校を休んだりします。体調不良ぐらいで学校を休むなと言ったこともありますが、今回のセミナーをお聞きして、子どもの気持ちやサインに耳を傾けていなかったのではと気づかされました。今後は子どもとの対話を重視し、些細なサインにも気づけるようにしていこうと感じました。
▼子供、自分自身をずっと責めていたので、セミナーな参加して救われました。もっと、子供の悩みに寄り添いたいと感じました。
▼参加されていた教員の方が質問の中で、「集団の必要性に疑問を抱いている」とお話していましたが、それに対する土橋さんの返答として、「細分化していけば学校以外でもフォローができる」という言葉がとても印象的でした。
▼何らかの理由で集団生活に溶け込めなくなった子が、そこからはなれ時間をかけて自分の居場所を見つけることができた時、また集団に戻ることが必要だろうか…学校という場はどの程度の価値があるのか。同世代の人々に囲まれた生活の中で、さまざまな経験をし成長していくのは大切かもしれないが、むしろ、社会に出たら異世代とのやりとりの方が多いと思う。老若男女問わずに多種多様な方々と接する力を、これからの時代は求められるような気がする。だから支援者は、一人一人の話を聞いて、その子にはどんな居場所が必要か、考える事が大切。土橋さんから、その考えでいいよと背中を押して頂いたような気がしてやる気が出ました。ありがとうございました。
最後に
みなさんの地域では、こうしたフリースクールや相談窓口などはありますか?
感想からも分かる通り、子どもだけでなく、保護者のみなさんも強い孤独を抱えています。
こうした講演会等の機会をつくることで、保護者の不安を払拭したり、何かヒントを得られたりする機会になるかもしれません。
講演、研修等にご興味のある方は、ぜひお問合せください。